Normanのホームページ

Back Stage 〜旅の途上で出逢った事・想った事:2002年《4月》〜

6日(土)YUZO & ZOVAN「京都 拾得」
13日(土)PIXYS「高田馬場 GLASS ONION」
18日(木)PIXYS「池袋 AleHouse」
20日(土)The Slowtrain「復興の詩 8・神戸文化ホール 」
27日(土)YUZO & ZOVAN「大久保 HOT SHOT 」


2002年4月 6日(土)YUZO & ZOVAN「京都 拾得」

 朝6時、車にメンバー5人乗り込んで、東京を出発。一路、東名高速を「京都」へひた走る。浜名湖あたりまではうららかな良い天気だったが、名古屋を過ぎた頃から徐々に曇り空になった。京都に着き3時を過ぎた頃には、そぼ降る雨になった。

 私は「京都」に、とても強い思い入れを持っている。私の、若い頃からの「フォーク(歌)」の道場とも言うべき心の聖地でもあったし、ある女性との恋の想い出に満ちた土地でもあるからだ。

 特に今日伺う「拾得」というライブハウスは、若きアマチュア・フォークシンガーにとって、憧れの、そして伝説のステージであり、彼女の想い出が染み着いた大切な場所なのだ。

 時は過ぎ、プロのセッションマンとして活躍しだした私は、京都在住のフォークシンガー(坂本 純、風車、桂ゆきまさ、岩井雅実、義田秀司)達と京都の数々のライブハウスに出演したのだった。

 そんなある日、武田鉄矢のサポートで行った大阪でひとりの女性に出逢った。名前を「ユキコ」と名乗った。本当は漢字は違うのだが、私の頭の中には「雪子」という文字が浮かんだ。私がNormanだから、一緒になったら「Snowman」じゃないかと、そんな冗談も浮かんだ。

 実際、彼女と最初に見た映画が「Snowman」だった。彼女は風のような存在だった。目を離すと何処へでも飛んで行ってしまうようで、恐くもあり、そんな行動力がうれしくもあった。

 彼女とは、京都で10年近く一緒に暮らした計算になる。夏の夜、浴衣を来て、ほろ酔いで歩いた「嵐山」は、今は切ない想い出になってしまった。彼女は故郷の男性と結婚して、ふたりの子供を持つお母さんになった。

 英五氏がひとり旅だって、少しした頃に彼女から突然電話があった。6年ぶりのことであった。やんちゃな長男に手こずってる話や、私と暮らしていた頃は自由で楽しかった、なんて愚痴も聞かせてくれた。そんな彼女の声を聴いた時、私の心の傷がすでに癒えていることに気づいた。もう京都のどんな街角を見ても、涙ぐむことは無い。彼女と暮らした細々(こまごま)とした記憶も、哀しいけれど薄れつつある・・・。

 京都のそぼ降る雨は、少しだけ私の心を濡らしたけれど、「拾得」でのリハーサルを終えて本番までの間に訪ねたライブハウス「SLOWHAND」では、このホームページで世話になっている柄崎昌一氏プロデュースの「小野ゆかり」さんにも逢えたし(とっても可愛かった!)、彼女とのNormanソロのジョイントLIVEやギターリストとして彼女のサポートをする話も出て、有意義であった。

 拾得LIVEは地元バンド「THE ROCK'N ROLLERS」との白熱したジョイントとなった。伝説の場所で、想い出の彼女に届け!とばかりに、思いきり演奏出来たことが、とても幸福だった。

 東京より駆け付けてくれた麻里ちゃん、小暮の兄貴、ありがとさん!      

[ 演奏曲目」

 1. いい夜に
 2. Highway ぶっ飛ばせ!
 3. おさらばさ
 4. 手に入れろ
 5. やってられないぜ
 6. Asian Highway
 7. 冗談だぜ
 8. Highway 2
(アンコール)
 9. 良く聞く話だ

以上

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